こどもの病気

  • おたふくかぜ

    おたふくかぜとは、耳(耳たぶ)のすぐ下にある耳下腺が腫れて、痛くなる病気です。
    正式には流行性耳下腺炎と言います。
    両側が腫れることが多いですが、片側だけのこともあります。
    最初の数日は熱と痛みがあり、1週間から10日間ほど腫れます。

  • 水ぼうそう

    水ぼうそうとは、水痘ウィルス・帯状疱疹ウイルスによって発症します。
    発熱と全身の水疱(内部に水を持った発疹)ができる感染症です。
    感染力は強く、接触すれば90%は発症します。免疫力が低下した時に活性化し、帯状疱疹を起こすことがあります。

  • りんご病

    りんご病とは、ヒトパルボウイルスB19の感染によって発症し、ほっぺがりんごのように赤くなるので、りんご病と
    呼ばれています。
    主に、空気感染でうつり、感染力はそれほど強くありません。太ももや腕にも、赤い斑点やまだら模様ができます。

  • プール熱

    プール熱とは、正式名で「咽頭結膜熱」と言います。
    アデノウイルスという微生物が、接触感染によって人の体に寄生し、高熱が出て、頭痛、のどの痛み、鼻水が出るなど一般的な風邪の症状のほか、扁桃腺が腫れることもあります。
    プールの水を介して伝染することが多いので、プール熱と言われています。

  • 百日ぜき

    百日ぜきとは、伝染力の強い百日ぜき菌により感染する病気です。
    三種混合(DPT)の予防接種を受けていない子がかかりやすいです。最初は熱は出ず、普通のかぜとかわりませんが、次第に咳が多くなり、そのうち激しく咳き込むようになります。

  • 熱性けいれん

    熱性けいれんとは、発熱によって起こるけいれん発作のことです。
    生後3ヶ月から6歳くらいまでの乳幼児によくみられる症状です。
    乳幼児の脳は未熟なため、発熱の際に脳神経細胞が興奮することで、けいれんやひきつけを起しやすくなります。
    まれに脳に異常があり起こるケースもありますが、ほとんどはそのような心配はないようです。

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